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12日、13日の両日、カルガリーで開催された世界スピードスケート選手権。世界のトップ24が勢ぞろいで、真のスピードスケート(オールラウンド)王(女王)が決定する。今季はV5を狙ったスヴェン・クラマーがシーズン前の怪我で不参加となり、混戦が予想された大会で、欧州チャンピオンのロシア代表イヴァン・スコブレフが2日目の1500mで首位に立ち、最終10000mで自己ベストをマークしての初優勝。ロシアに100年ぶり(ソビエト連邦としては1987年のニコライ・ガルヤエフ以来24年ぶり)の世界タイトルをもたらした。2位には、10000mで自己ベストをマークしたノルウェーのハーバード・ボッコが4年連続の表彰台をGET。3位には、21歳のジャン・ブロクハイゼンが初の表彰台を獲得、オランダの24年連続表彰台を保持した。日本から中村将太選手が、韓国代表に代わって、参戦。500m、1500m、そして5000mと参戦した3種目全種で自己ベストをマークしたが、23位だった。

女子は、オランダのイレイン・ブーストが4年ぶりの優勝で、5年連続表彰台をGETし、チェコ代表のマルチナ・サブリコヴァ(3位)の3連覇を阻止した。2位は、カナダのクリスティン・ネズビットが入賞。日本代表の穂積選手が500mで自己ベスト、5000mでも6分56秒35の自己ベストをマークし、同種目3位、総合11位と検討した。同じく石野選手が1500m、5000mの2種目で自己ベストをマークし、総合で10位に食い込んだ。
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