氷のないアイスリンク？

毎日新聞９月２１日地方版から

スケートリンク：氷のない屋外常設型、御殿場に登場－－国内初　／静岡
　◇荒川さんら初滑り
　氷を張らないプラスチック製の国内初の屋外常設型スケートリンクが、御殿場市神山の宿泊施設「時之栖（ときのすみか）」に２０日、オープンした。特殊な樹脂パネルで造成。トリノ五輪の女子フィギュアスケート金メダリスト、荒川静香さんと子供たちが新感覚のリンクで初滑りを楽しんだ。
　リンクは１８００平方メートル。スペイン製のパネル「エクストラアイス」を敷き詰めた。パネル１枚は縦約２メートル、横約１メートル、厚さ２センチ、重さ３８キロ。輸入販売する人工芝製造販売会社「アストロ」（本社・東京）によると、スケートとの摩擦を極力抑える素材を含み、シリコンの液体散布だけで滑走できる。総工費１億５０００万円で、氷のリンクの約半額。維持費も４分の１で済むという。
　リンクでは荒川さんが得意技「イナバウアー」を披露。「氷よりもスピードが出ないので初心者には向いている。リンクが減る中、子供たちが一年中楽しめる場所ができてうれしい」と話した。約１００人の子供も半袖姿で笑顔で不思議なリンクを滑走した。
　２１日から営業開始。無休。中学生以上１０００円。小学生以下７００円。問い合わせは時之栖スポーツセンター（０５５・９６５・０８６５）。

PowerslideTV＝世界戦リビュー

パワースライドＴＶがアップされました。社長のマティアスと国際営業担当のヨーストがパワースライド本部の展示室で世界戦をりビュー。今まではマターは、ロードでは飛びぬけた成果を収めていたが、今回のトラック競技での成果に大満足。そんなことでのご挨拶です。

黒岩敏幸親子スケート教室

２３日の祝日、神奈川スケートリンクで、１９９２年アルベールビル・オリンピック銀メダリスト「黒岩敏幸」さんを交えた「親子スケート教室」が開催され、申し込み定員超え、先着１００名が、メダリストとの滑走を楽しんだ。

定例的な初級者向けスケート教室はあるものの、オリンピック選手を交えたスケート教室とあり、たくさんの親子が参加。１０時から１時間程度、転び方、滑り方、バランスのとり方など、４歳の子供から、大人まで、手ほどきを受け、３０分のフリー滑走後に、オリンピック・メダリストのデモを堪能した。

どうしてもジュニア層が減少傾向にあるスケート人口で、こうしたメダリストとの交流は、格別の魅力がある。また、普段はリンクに行きにくくとも、こうした特別のイベントが模様されることで、子供と一緒に行ってみようと思う親御さんもいるはず、親御さんはもちろん、ある意味スケートを好きになってもらう「きっかけ」となれば。。。子供たちがすべるのが面白い！大好きとなれば、将来のスケート界も明るくなるはず。特に、スピードスケート界においては、今回の催しは非常に大きな意味があると思う。

写真提供：神奈川体育館

アイコン・スニーカー

パワースライドの０９年モデルの「アイコン・スニーカー」がいよいよ来月リリース！このスニーカーは、パワースライドのブレード＆ウォーク（Ｂ＆Ｗ）とも互換性があり、非常に機能的。Ｂ＆Ｗ用のスニーカーに比べ、ソールが厚く、履きやすい。
























＃９０２００２（白）と＃９０２００４（グレー）の２種。価格は、１０，５００円。
サイズは、以下のようです。
３８　２４．４ｃｍ
３９　２５．１ｃｍ
４０　２５．８ｃｍ
４１　２６．５ｃｍ
４２　２７．２ｃｍ
４３　２７．９ｃｍ
４４　２８．６ｃｍ
ご予約お受付します。ご希望の方は、メール（[e-mail]）ください。

中国の成長にあの人あり

もう１０年以上前の話。。。パスカル・ブリアンド、ワン・カルロス・ベタンカ、フランク・カルディンら、サロモンのスピードスケートチームが形成され、欧州中心に活動していた。。。懐かしい。。。そのチーム・コーチがクリストファー・オードリー氏。ＷＩＣでもコース・ディレクターとして組織運営に携わっていたが、２年前から中国のナショナルチームに参加、今年は強化コーチとして世界戦に１６名の戦士を伴い、参戦、そして結果を出した。

韓国の２０個のメダルは別格として、台湾の３個に続いて、中国は銀メダル１個をＧＥＴ。中国初となる唯一のメダルをもたらしたのが、「ＤＵＯ　ＤＡＮ」選手（写真）、まだ１７歳で、シニア転向して間もない選手が、ロード２日目の１０ＫｍＰで７Ｐ獲得し、銀メダルを獲得した。

 

中国には、蘇州を中心とするクラブ・チームのグループと、杭州にある軍管轄のナショナルチームという大きく２つの組織がある。その２つの組織（総勢６０名程度）のコーチングを任されたのが、オードリー氏。昨年は、アドバイザーとして中国ナショナルチームに参画も、今年は強化コーチとして指揮を取った。韓国、コロンビアでは、毎日の練習が「仕事」のような環境になっているが、中国も同様の専用トレーニング日程が組まれ、毎日５～６時間の集中練習が続く。学業もあるが、ローラーの活動が優先されているというのが事実。まるで「プロ組織」での練習。中国は、確実にアジアＮｏ１韓国に近づき始めているといっても過言ではないと思う。その点、日本ではまだその環境にないのが実態と思う。ここで遅れをとっていいのか？日本！