世界種目別２日目：１日で２度、２日で３つ

アメリカのホープが大仕事をしてくれました。２日目の男子１０００ｍで、トラヴァー・マルシカーノが、ただ一人１分８秒台となる１分８秒９６をマークし、世界記録保持者のシャニー・デービス（１分９秒０２）、カナダの元１５００ｍ記録保持者のダニー・モリソン（１分９秒００）を抑えて、堂々の表彰台の頂点を獲得した。

驚きは、続く男子５０００ｍでイタリア代表エンリコ・ファブリスと同走したトラヴァーが６分２０秒０６で、０．０９秒競り勝った。結果、表彰台の一角をＧＥＴ。１５００ｍで銀メダル、１０００ｍで金メダル、そして５０００ｍで、銅メダルと、２日間で３色のメダルを獲得した。まだ１９歳である。男子５０００ｍの優勝はオランダのスヴェン・クラマーが６分１６秒２０で優勝。２位にノルウェーのハヴァード・バッコが６分１８秒０２がはいった。

女子１５００ｍでは、ドイツのアンニ・フリージンガーが１分５８秒６６で優勝。