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先月末に報じられたカナダのコーチ再編の動きが世界の話題になっている。トリノオリンピックでカナダ選手初の5種目メダリストとなったシンディ・クラッセンのコーチとして知られ、トリノ・オリンピックのカナダチームを率いたニール・マーシャル氏が先月末に突然の辞任。もともと1500mなど中長距離を得意としていたニールを選手時代にコーチしていたオランダ人のイングリッド・ポール氏が2010年のヴァンクーヴァー・オリンピックのカナダチーム・コーチとして、復帰したことによる降下人事が原因と見られる。
アメリカでは、昨季に再編を図り、短距離コーチに、日本でもおなじみのライアン・シマブクロ氏、長距離にはオランダ(ベルギー代表)のバート・ヴェルトカンプ氏、そしてWHIP(Wheel to Ice Program)のデレク・パラ氏の3本柱で2010年に臨むことになった。昨季は編成の影響?もあってか、アメリカチームは全滅状態だったが、再編が昨季だったこともあり、選手とコーチのコミュニケーションにも密度が増してきているよう。タッカーを筆頭に短距離人は実績のある選手がいるし、長距離人もチャド、シャニーに続く若手が育ってきている。そして、インライン内のアイス・ブームがまだまだ熱いので、インラインからの転向組がまた上位を狙いそう。その上位(ジョーィ)は、まだまだウィルでのメダルを狙っていますが。また、STでは、韓国人コーチをヘッドコーチに抜擢し、活性化を図っています。
さて、日本では???
世界の白幡氏が今月からオランダで1年間のコーチ修行を開始。トリノ・オリンピックでメダルなしに終わった日本としては、この時期(?)の今からでも、積極的に海外の動きを吸収し、日本の選手に展開していってもらいたいですね。また、日本のトップ選手も100mmのローラーを使い始めたりしています。
STでは、「再建」のため、元韓国代表、32歳の金善台氏を強化コーチに招へいすることになった。日本スケート連盟が海外のコーチを招くのは初めてのこと。さあ、日本も動き出しましたよ。