全蘭選手権最終日

こちらも凄い戦いが展開しています。男子１００００ｍで、ボブ・ディヨングが１２分５３秒６３の「自己ベスト」で優勝。新鋭アーリャン・ヴァン・デル・キエフが同じく自己新で続き、カール・ヴェルへイヘンの夢を砕いた。ボブとアーリャンの代表が確定。女子５０００ｍでは、エルマ・ディ・ブリスが優勝でチケットＧＥＴ。女子１０００ｍでは、マーゴ、ローレイン、アンネッテの１、２、３位が代表確定。最後の１枠をナターシャ、イレイン・ヴースト、そして今季のＷＣ所詮で大怪我をしたマリアン・ティマーが復帰する模様で、１月末の最終選考会に出場する模様。凄い回復力。

文句なし、１５歳の代表決定

とにかく凄い！オリンピック選考会最終日の３０日、女子１５００ｍ。吉井選手と同組、第一組での滑走。序盤から積極的に飛ばす吉井選手を追走、３０秒のラップを３つ刻んで、迎えた最終ラップのインあがり。コーナーで加速し、出口で吉井選手を捕らえた。そのまま残り１００ｍを逃げ切り、国内最高記録（１分５９秒３０）に肉薄の１分５９秒４７でゴール。会場に大きなどよめきが上がる。その後、後続の先輩、ベテラン選手がラップを崩す中、最初から最後まで１位の座をゆずらなかった。パワースライドの最新パーカーに袖を通しての表彰台！やったね。
その写真がこちら！

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五輪代表は、以下の１９選手に決定した。男子５０００ｍで２位に入賞した糸川選手に代わって、出島選手が選出された。他は順当。

　【男子】▽五百メートル　加藤条治（日本電産サンキョー）、長島圭一郎（同）、及川佑（びっくりドンキー）、太田明生（ＪＲ北海道）▽千メートル 　小原唯志（日本電産サンキョー）、羽賀亮平（日大）、長島圭一郎、杉森輝大（吉羽木材）▽千五百メートル　杉森輝大、土井槙悟（開西病院）▽五千メート ル　平子裕基（開西病院）、出島茂幸（十六銀行）▽一万メートル　平子裕基▽団体追い抜き　平子裕基、出島茂幸、杉森輝大、土井槙悟

　【女子】▽五百メートル　小平奈緒（相沢病院）、吉井小百合（日本電産サンキョー）、岡崎朋美（富士急）、新谷志保美（竹村製作所）▽千メートル 　小平奈緒、吉井小百合、岡崎朋美、高木美帆（北海道・札内中）▽千五百メートル　田畑真紀（ダイチ）、高木美帆、小平奈緒、吉井小百合▽三千メートル　 穂積雅子（ダイチ）、石沢志穂（岸本医科学研究所）、名取英理（十六銀行）▽団体追い抜き　田畑真紀、穂積雅子、小平奈緒、高木美帆

おめでとう！

全米選手権

アメリカでも、２６日から全米選手権＆オリンピック選考会が開催されている。チャドが初日の５００ｍで３５秒５２の自己ベストをマークするも、２日目の５０００ｍでＤＱ、あらら。シャニーは２日目の１０００ｍで１分７秒９０で優勝。

１５歳で五輪代表！

五輪代表を自ら確定させた。初日の３０００ｍでの成果を受け、１０番目の選手として検討競技されていた今話題の高木美帆選手が、２日目の１０００ｍで、１分１７秒７７の中学新記録、そしてもちろんオリンピック選考基準タイムをクリアし、また３８歳の大ベテラン岡崎選手の上、表彰台の一角をＧＥＴした。おめでとう！

全蘭選手権２日目

２日目の全蘭、男子１０００ｍでマーク・トゥルタート、エルベン・ベネマルス、ヤン・ボスに黄色信号！１分８秒５０で制したステファン・グルートハイス、２位のサイモン・カルパースが代表確定。１分９秒２８のケルド・ヌイスが３位に食い込むも、代表入り保留。

女子３０００ｍでは、イレイン・ヴーストが４分６秒８０で制し、２度目のオリンピック代表に決定。レナート・グローエンヴォルドが４分１６秒０７と振るわず、来月の「復活選考会」での巻き返しを図る。１８歳の新鋭イヴォンヌ・ナータが、自身の自己ベストを６秒短縮する４分１０秒７２で３位に入賞。こちらも日本同様の動きが。。。